PART. 実釣編
 ・探れない奴は釣りに向かない

 これは関東圏の話でそれ以外の地域にお住まいの方にはピンと来ないかもしれません。
 近年河口湖ではサイトフィッシング≠ニ称して休んでいるバスの目の前に2インチ程度のソフトルアーを落としこみ食うまでさびく、という極限まで貧乏クサイセコイ釣り方が流行っている。この引き籠もりの好みそうな極めて閉塞的な釣りは三つの致命的な欠点がある。そのひとつはバスにやる気がないと釣れない、ふたつめはバスがいないと釣りそのものが成立しない、三つめはある程度透明度のある水質でないと釣りができない、です。
 そのためオレはバスプロで、サイトフィッシングが得意なんだ≠ニ偉ぶる奴を相模湖や霞ヶ浦に連れて行くと全く釣れない。この手の輩に限ってマッディな水質はやる気が起きない≠ニ負け惜しみを言う。
 しかし実際には何のことはない、彼らはバスの居場所を探る≠ニいう基本的なことが何一つ分かっていない場合がほとんどなのです。

探れないと高い金を叩いて借金までして 結局セコイ釣りしかできなくなってしまう 大物の期待も極めて低い
釣りをしない人にはそれらしく見えますが、何ともネガティブ≠ネ釣りです

 PART.1の全ての項目を読まれた方はもうお分かりですね。サイトフィッシングはどこまで頑張っても点≠ナしか釣りをしていません。反面バスフィッシングはポイントを叩いていくブラインドフィッシング≠ェほとんどで面≠ナフィールドからポイントを絞り込んでいかなければ釣果は期待できません。面で捉えることができればそこがマッディ・ウォーターであっても全く関係ありません。水質のせいにして言い訳する必要もないというわけですね。
 同じトーナメンターでも上位に食い込むような連中は特に初心者のうちはサイトフィッシングをやるべきではない≠ニ警告しているのですが、こういってくれる人は相当初心者思いの人と言えるでしょう。サイトフィッシングは目で見えるバス≠釣ろうというのですから当然目で見えるバスだけを相手にする、なぜそこにバスがいたかなどは問題でなくなるからです。しかし実際にはバスがいそうな場所を面から絞り込めなければ全く釣りにならないことのほうが多いのです。

 ところがそんな初心者思いのトーナメンターの話でも、雑誌やテレビで紹介される時点では編集が入り結局言葉足らずで伝わってしまう、また元々表現ベタな人だったりするとなかなか真意が伝わらず、単にトーナメンターが紹介したというだけでなぜかそうか、サイトフィッシングはウマイ人しかできないんだ≠ニ誤解する大バカタレ人が後を絶たないのです。

 もちろん明らかに表層近くで定位(サスペンド)しているバスを発見したらノーシンカーの1発直撃が一番効きます。従ってサイトフィッシングは数多いルアーフィッシングのメソッドのひとつと考えるべきでしょう。

 サイトフィッシング専門の人でも経験があることだと思いますが、明らかにデカイバスが見えてボートで細心の注意を払って近づいたにもかかわらずスッと逃げられてしまった…デカイバスになればなるほど狡猾で注意深くなるもので、こちらから見えるということは間違いなくサカナからもこちらが見えていて逃げられてしまうのです。つまりサイトフィッシングしかやらないと大物捕獲率がグッと低くなるのです。

河口湖名物雑巾バス=@サイトフィッシングしかしない人はこんなサカナを目の当たりにしても何も感じないのでしょうか

 PART.1で地形とバスのいそうな条件をおおまかに知り、PART.2でルアーの特性を知りました。PART.3ではおおまかだった地形をさらに細かく知る作業から入ります。まずは大きな面≠ゥら小さな面≠ヨ、状況によってはさらに小さな面から点≠ヨ、バスのいるところを絞り込んでいくのです。
 例えば杭の1本1本を丹念に打っていく時も杭にバスが付いていると予測はできますがどの杭についているか≠ワでは分かりません。そうなるとそこにある全ての杭を打たないと答えは出ません。またウィードベッドやゴロタ場の広がるシャロー、ブレイクや隠れオダでもバスが付く要素はあってもどこにいるかまでは絞り込めません。従って広く探らないと釣れません。
 このようにポイントを叩いたり広く探りバスの居場所を探る釣りをブラインドフィッシング≠ニいいます。

 大物を釣るにはバスフィッシングの基本である探る釣り=ブラインドフィッシング≠ェできなければ不可能です。バスフィッシングに限らず全ての釣りは探る釣りが基本です。従って探る事ができなければ釣りには向いていない≠フです。
 もしあなたが探る釣りができないというのなら100%釣りに向いている性格とは言えません。この世の中にはゴルフやフィギュア集めや酒など様々な趣味があるのでご自分に合った趣味を探すことをお勧めします。

 逆にブラインド・フィッシングでそれなりに良い型を揃えることができるようになればかなりうまくなったと言えるでしょう。
 

 それではまずは実釣で最も必要な絞り込んだポイントのどこにバスがいるか≠知る必要があります。次の項では大きな面から小さな面≠フ小さな面≠ナあるストラクチャーついてお話します。

 

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