PART. 実釣編
 ・水質の違いは立ち位置も大違い

船の上でバタバタ音を立てると、そのノイズは全てバスにダイレクトに伝わります  よく「クリアウォーターは苦手だ」とか「マッディウォーターはどう攻めて良いか分からない」と言いますが、実は全くと言って良いほど気にするところではありません。と言ったらこの項で話すことがなくなってしまいますね。
 水質の違いはルアーのカラーセレクトに影響すると言いました(PART 2 カラーセレクトは難しくない)が、そこでも触れた通り『ウロコが光の角度によって反射するミラー効果≠ニ周辺に溶け込む保護色≠ニいう要素がカラーセレクトのキーワード』となるわけですから、特に保護色を意識する時に水質はかなり重要なファクターになります。しかしそこさえ押さえてしまえばカラーセレクトは考える所はありません。
 中にはクリアウォーターかマッディウォーターかを気にしすぎる人がいますが、実は押さえるところさえ押さえてしまえばさほど難しくはありません。

 押さえるべきところはルアーのカラーセレクトよりも立ち位置です。
 クリアウォーターとマッディウォーターの違いは透明度です。当然サカナにとって透明度が高いと水際にいるこちらのことが丸見えになります。サカナに気づかれないように釣りをする方法はPART 3 オカッパリで釣れない人はここがいけないで話した通りですが、クリアウォーターの場合やはりサカナから丸見えになることを避けるためにある程度距離を置く≠フが大原則です。これはオカッパリに限ったことではなくボートに乗っていても同じです。
 クリアウォーターの場合透明度が高いので釣り人も慎重になりますが、透明度の低いマッディウォーターとなるとかなりルーズになり、5m以内でも釣れるとあって「簡単に釣れるのはマッディウォーター」と信じて疑わない人も多いようです。しかしこれは半分アタリで半分は思い切り間違っています。さてそれはどういうことなのでしょう。

ボートを出した、それでも釣れない…ポイントに近づきすぎている場合が多い
ボートがあれば…と乗ったら乗ったで釣るためのコツがあります

 視界が効かないところで生活しているバスは側線で拾う音により頼るようになります。視界に頼らない分バスはより音に敏感になるのです。
 マッディウォーターでポイントから5m離れるだけでも充分釣れるのはオカッパリの場合PART 3 オカッパリで釣れない人はここがいけないでも触れた通りズリズリと足を引きずっていない≠ニいう大前提を守っていなければサカナを散らしてしまい、ボート釣りの場合はPART 3 ボートなら釣れる、というわけではないでも話した通りアルミボートに波が当たる音は思っている以上にバスを散らす≠フで波が立っていない穏やかな日に限られます。
 音により敏感になっているバスを釣るのに余計な音を出してしまうとたとえこちらの姿が見えなくてもバスは敏感に察知して逃げるかスプークしてしまいます。従ってマッディウォーターだからこちらが見えないからといって何も考えずに近づけば当然釣れなくなってしまいます。それも厄介な事に近づいてしまっている分クリアウォーターより大きな音になって伝わってしまいます。

 特に初心者の場合この事に囚われて釣りづらい≠ニ悩むよりも、クリアウォーターでもマッディウォーターでも最低10m離れてしまえ≠ニ割り切ってしまったほうが良いかもしれません。今まで示したオカッパリとボートの注意点さえ気にしてしっかりポイントにルアーを通しさえすれば釣れることに違いはありませんからね。慣れてきたらクリアウォーターは距離・マッディウォーターは音≠ノ気を配ってアプローチしてください。
 それでも万が一にもアプローチに失敗したら、まずポイントを休ませて見るのもひとつの作戦です。もしアプローチに失敗したらルアーを交換したり一服するなりラインをチェックするなりと時間を潰してください。バスは意外とガサツなサカナなのでヤマメのように1回警戒したらなかなか食ってこないようなことはありませんのでたったこれだけのことで回復してしまうものです。

ボートを出した、それでも釣れない…ポイントに近づきすぎている場合が多い

 立ち位置に関して言えばクリアウォーターのほうが断然距離を取るべきですが、だからと言ってマッディウォーターでは音を立てて<Aプローチしたらまるで意味がありません。次はいよいよフッキングですが、実際に釣っているとショートバイト≠ノイライラする事があります。ショ−トバイトにも取れるショートバイトと取れないショートバイトを考えてみましょう。

 

取れるショートバイトと取れないショートバイト へ

 
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