PART. タックル編
 ・いいロッドは感度∞軽さ∞頑丈≠ナある

●まずはロッドを考える
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 特にバスしかやったことのない人はどういうわけかロッドメーカーに異常なほどの執着をもっています。その多くは「このロッドでないとデカイバスが獲れない」と言ってひとつのロッド・メーカーに固執し他のメーカーをボロクソにけなします。もっともこういった輩の意見はほとんど雑誌などのCM戦略にまんまとはまっただけの勘違い≠元にした根拠の希薄ないいがかり≠ノ過ぎません。当の獲物であるバスがロッドやタックルを選んで喰いついてきているならともかく、極端な話特価980円のタックルでもバスは釣れる≠フです。
 とは言ってもロッドは手の延長≠ノなってくれなければ話になりません。やはりそれなりに手にシックリ来るものを使用するのが一番です。これこそ本来個人差が生じるべきところなので手に馴染む≠ニいうことだけに集中して探せばきっといいロッドにめぐり合うはずです。
 しかしシマノとダイワ以外の国産バスロッドはグリップが富士工業製品で規格統一されているので握った時の感覚にほとんど差がないというのが実情です。

 そこでバスフィッシングの攻め方やキャスティングの回数などを考え感度∞軽さ≠ェ求められ異常なほど重要視されるのです。俗にトーナメントロッドを名乗るロッドは折れる℃魔ナ知られています。これは感度と軽さを求めるあまりブランクスの肉厚を薄くするため強度を犠牲にした結果で、エバーグリーンなどは敢えて折れることを告知しています。
 勘違いしてはいけないのはエバーグリーンは取り扱いを間違えると$ワれると言っているのであって、簡単に折れてしまうと入っていないのです。これは言葉で言えばちょっとした違いですが実情は大違いです。
 よく頭の悪い奴はバスロッドをF1エンジンを例えに出して得意げになっていますが、、F1の名門・フェラーリが出す自動車はちょっとやそっとでは壊れない。良く折れるロッドとはタイヤで言えば「良くパンクするタイヤ」と同じで、そんなタイヤを一体誰が買うでしょう?湯水の如く金を使っても困らない立場の人ならともかく、ごく一般人としてバスフィッシングをするならやはり強度≠ヘ絶対に欠かすことのできない要素です。

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 シマノとダイワは安定したタックルを生産しているばかりではなくアフターメンテナンスが充実しています。他のメーカーとは企業規模が違うのでこればかりは仕方のない話です。
 シマノはカーボン製品に強く、どんなに粘る竿でも芯に1本針金のような硬さが残ります。ダイワはとにかく粘る竿≠ェ特徴でそのためならグラス素材の使用も厭わない実質主義で、シマノのような芯は感じられない。これは感度∞軽さ∞強度≠ニは違った、もうひとつの感覚で、言ってみれば「同じモデル出身でも伊藤美咲が良いという人もいれば山田優が良いという人に分かれる」のと同じです。
 ロッドの感度∞軽さ∞強度≠フ全てを兼ね備えたロッドを手にするにはそれなりに価格帯をクリアしなければなりませんが、逆に言えば全てを兼ね備えているのなら+αの部分は好みでしかありません。それこそ「伊藤美咲か山田優か」ですが、もちろん人の好みにケチをつけるほど野暮な話はありません。まさに「バカと呼ばれない」ためにここはきっちり理解しておきたいところです。

●続いてリールについて考える

 ベイトリールは遠心とマグネットの二通りのブレーキシステムがあります。
 一時期飛距離のマグネット・送り込みの遠心≠ニ使い分ける事を進めるグループがありましたが、現在ではマグネットか遠心のどちらかに統一して使用する人がほとんどです。これはやはりリールごとに取り扱い方法が異なると実釣ではただただ煩わしいだけということがあるようです。
 もちろん「あれも使ってみたいしこれもカッコいい」とサカナを釣る事そっちのけでリールを買い集めて喜んでいる輩がいるのも事実ですが、ここではそのようなコレクター要素は度外視して考えています。
 釣り道具としてのリールを考えると昔はドラグの性能で選ぶと言う手段もありましたが、最近では各社優れたドラグを搭載したリールを出してくれているので現在ではさほど考えなくてももれなくいいドラグが付いてきます。最近ではベイトリールの場合マグネットか遠心か∞スムーズなハンドル∞高回転スプール≠フ3点が選択の基準になっているのが一般的です。

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 この条件の中でもマグネット≠選ぶ人はダイワを、遠心≠選ぶ人はシマノを選ぶのが一般的です。というのもダイワはマグネット、シマノは遠心をメインに製品をリリースしているからです。実際この2社の開発競争は互いにいい影響を与えているようで、結果的にどちらも高回転のスプールにスムーズなハンドルがもれなく付いてきます。
 マグネット・ブレーキはバックラッシュを起こし辛いというメリットがありますが、ルアーを飛ばすと失速してしまい落水音が気になる、反面ルアーを静かに落とすことができる遠心ブレーキは操作をひとつ間違えるとバックラッシュに悩まされます。この特徴から昔「飛ばしのマグネット・送り込みの遠心」と使い分けようというグループが生まれました。
 個人的には「気軽に使えるダイワのマグネット、使いこなす楽しみを楽しむシマノのSVS(遠心ブレーキ)」と考えており、私自身はシマノを好んで使いますが、人に薦める時には「気軽に楽しむか道具を操るのが好きか」で選ぶようにアドバイスしています。
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 スピニング・リールは初心者が一番最初に手にする最も使用範囲の広いリールです。
 やはり選択基準は滑らかで良く効くドラグ∞スムーズなハンドル≠ナす。一昔前ならドラグのダイワ∞滑らかなシマノ≠ニ分かれていましたが全快のバスフィッシングブームのおかげでその差はほとんどなくなってきたと言っていいでしょう。個人的にはシマノのリールが好みなのでぜひともシマノをお勧めしたいところです。
 バスフィッシングで最も使いやすい大きさはシマノで言うところの2500番です…昔は2000番と3000番の中間サイズはなかったのですが、「バスフィッシングでは2000番と3000番の中間サイズが欲しい」というリクエストから誕生しているのでバスに使いやすいのは当たり前です。最近ではバスフィッシング=雑魚釣り≠フ感覚が強くなっているので「2000番程度で充分」「バスでドラグは不要」という人が増えているようですが、志高く「でかいのを釣りたい!」と思うのであれば2500番は持っておきたいところです。
 
 写真素材として使用したタックルはクリックするとナチュラムの解説ページに飛びます。バスフィッシング用品が軒並み店頭から減っている昨今の釣具店ですが、「近所に扱っている釣具店がない」という人のために購入もできます。
 

 さておおまかにロッドとリールについて話をしてきましたが、以前のような根拠のないブランド志向≠人に押し付けるような事はなくなったものの、いまだに初心者を捕まえては価値観を押し付けたがる輩がいるようです(特にプロ・ショップと呼ばれる釣具店で)。そこで次のページではウラ漁師的♀m実に満足できるロッド選びについてお話します。

 

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