Column
#021:来年の渓流解禁には『使える』身体に

● 渓流禁漁 なのでダイエット始めました…今回はインチキTV通販的なリンク満載です
 
 2005年にリリースされた「さまぁ~ず 悲しいダジャレ 」じゃないですが、最近バス絡みのHPを見ると「悲しいよ!」と三村ツッコミを入れてしまう。さらに最近ではルアーの管理釣場のHPを見てもソルトのHPを見ても「悲しいよ気持ちワリイなぁ」と三村ツッコミを入れてしまうんです。
 釣り方が?言っている事が?それも無きにしも非ずですがそれ自体はHPによりまちまちなのでひと括りに出来ません。何が気持ち悪いって、写っている人ですよヒト!!なんだよ、メタボが何笑ってんだよ気持ちワリイ、そこまでブタになる前に何とかしようって思わなかったの?怠けモンかよ。

 とか何とかいいながら私もここ3年ほど腰の周りの贅肉に悩まされ続けて「何とかしなければ」と考えていたんです。
 というのも渓流を歩くにはある程度の重さは必要でも、絶対的に痩せていたほうが有利なんです。例えば大岩をヨッコラセとよじ登るのも自重が軽いほうが筋力に負担はかからない、川歩きだって自重が軽ければ膝に負担が掛からない、昔のアユ釣り師なんかは「流れの抵抗が少ない身体」の痩せた身体のほうが有利と力説する人も結構いた。とにかくデブは渓流には不向きとすら思われてくる。
他人様のため、プライバシー保護目的で顔は隠しています
 

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 実は俺も腰の周りの贅肉が…と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。しかし実生活で既に奥さんがいたりすると異性の目というものが気にならなくなる、付き合いだなんだで結構高カロリー高コレステロールのものをガンガン食っちゃう、結局「さらば足の中指、もうすぐ立って見えなくなるぜ」的な腹のせり出しに…それが自分の身体だと思うと、まさに「悲しいよ!」ですね。
 困った事にこれがオッサンの話だけで済めばまだしも、20代10代の若ゾーでも細っせーくせに腹が出ているまさに〝平安絵巻の餓鬼〟のような身体をしているのがゴロゴロいたりする。いやいやいや、それはかなり気持ちワリイ。
 結局はその身体を引きずっているその人自体の意識の問題で、それっぽい言い訳を並べれば、とりあえず自分を誤魔化す事は出来るんですよね。例えば釣りに限定しても「脂肪があったほうが体温が逃げないから」とか、それっぽいことを言って誤魔化せちゃう。実際には脂肪は打ち身の緊急治療で患部を冷却する時に使ったりするほど熱を外に逃がす性質があるからむしろ逆、なんですが。
 昔はデブ=貫禄的な事を言ってむしろ好意的に受け取られてきましたが、近年ではデブ=予想を超えてくる病気爆弾抱えていると、企業などでは「要注意扱い」されるご時勢。それでも大昔の価値観を引きずって「メタボですからねぇ」と笑っていられる人も少なくない。何笑ってんだよ気持ちワリイなぁ。結局メタボ全開の身体を恥ずかしいと思う気持ちが痩せる努力を見られ事の恥ずかしさを上回れば「ヤベエ!やらなきゃ」と必死になれるんですよね。

 実は私、竿作りを始めてから2年掛けて不要な筋肉を落とすために完全に『籠る』生活を送っていましたが、8月に体重が90kgに達したのをきっかけにダイエットを始めたんです。
 
餓鬼ってコレっす  8月に入って頃合良く不要な筋肉が贅肉に化けました。なにしろ筋肉は贅肉より密度が高いので重くなっちゃうんです。で、カメラマン時代ほど筋肉あっても意味ねえし、基本「流れの抵抗が少ない身体」に戻したいという理由から筋肉を落とす辛いツライ時期を過ごしていたんです。それに加えて本当の贅肉も上乗せされちゃって大騒ぎですよ。
 元々私は縄文人の血が濃い人間。DNAに粗食でも耐えられるだけのエコノミーな栄養吸収能力が組み込まれているのでフツーに食べていても太っちゃう(だから大食い選手権に濃い顔の人っていないでしょ?)。おまけにチョイと運動すれば筋肉になっちゃういわゆる〝筋肉デブ体質〟。相当不利な状況です。
 というわけで90kgという崖っぷちの状況から危機感を覚え、ダイエットを開始したのです。

 どうしても今年本厄以降の人は「ダイエットやスポーツ=巨人の星的な根性と気合で乗り切る系」「ダイエット=紅茶キノコやバナナダイエット的な我慢する系」と思い込んでいますが、贅肉を落とすだけなら意外と簡単なんですよね。


● ダイエットのための、下準備…ほとんど体育学科の『体育理論』的展開です
 
 何でもかんでもただがむしゃらにやって我慢すればいいってモンじゃありません。まず基本中の基本の考え方として、痩せるには脂肪を減らす、脂肪を減らすには脂肪を燃やす、脂肪を燃やすには酸素と発火剤が必要になる、というわけ。よく「燃焼系」という奴がありますが、あれは脂肪を燃えやすい状況にするだけで発火剤が無ければまた固まっちゃって意味ナシになっちゃうんです。
 で、重要なのが発火剤になる酵素なんですが、実は人間の体内で生産しているんだそうな。しかし20代をピークにその酵素は徐々に作られなくなって30歳になると酵素の生産総数は20代の半分になっちゃうのだそうだ。だからどんなに遅い人でも30を超えると「中年太り」に悩まされる、というのが太るメカニズム。
 当然足りない栄養は食物で補うのが鉄則ですが、困った事に脂肪の発火剤となる酵素が含まれた食品というのがこの世に2つしかないのだとか。
 そのひとつがラム肉。実はトップモデルさんの大半は1週間の食事のメニューにラム肉を絡めているのだとか。マトンより癖が無く、精肉店の腕次第では牛肉より美味しくなるという代物なので私も青森県十和田市のラム善 さんから直接取り寄せています。

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 ラム肉も充分ダイエットに貢献するのですが、ラム肉より脂肪を燃やす酵素がふんだんに含まれているのが、実はゴーヤなんです。
「そうか、ゴーヤがいいのか」と単純に飛びつくのは早計で、果肉にはその栄養素は含まれていません。どこに含まれているかといえば…種子、つまり種なんです。種を砕くと脂肪を溶かす成分が水に溶け出すという代物で、種をかじっていればOKというのは理屈の話。ゴーヤの種はオソロシク堅いので下手すりゃ歯を折ります。
 ではどうしたらいいかといえば…種子入りゴーヤ茶という奴を飲めば簡単に摂取できます。だから一時期ゴーヤ茶が売れたんですね。私も沖縄県沖縄市の健康ちゅらさんShop さんから直接取り寄せています。
 一番お勧めなのは、飲料水の代わりにゴーヤ茶を冷やしておく事。「喉が渇いたな」と思ったらコーラでも缶コーヒーでも水でもない、煮出したゴーヤ茶を飲むように習慣づけると痩せる身体が出来上がるんです。

 と、ここまでやるとデブ脱出の下準備が整います。

 でもここで「これだけやったんだから」といい気になっていては全然痩せません。というのも発火剤を投入しても酸素が無ければ発火しないから。


● 一番痩せるのは、ウォーキング … 効率的にやれば、ですが
 
 実は痩せるに当たって相当悩んだんです。以前流行ったビリーズ・ブートキャンプにしようかと。
 実際ハリウッド映画ファンはビリーさんの名前くらいはチョイと聞いたことはある的な存在だったんですが、考えてみるとブートキャンプは全部筋肉になっちゃう。というわけでパス。
 そこで私が選んだのはウォーキングだったんです。渓流歩く脚力保持を最優先に考えるとこれがベストな選択だと思います。が、先にも述べたように何でもかんでもただがむしゃらに歩けばいいというわけではありません。実際根拠も無くがむしゃらなだけだと脚を痛めるだけですから。
 一番肝心なのは「脂肪を燃焼させるのに適した環境」を作ること。
 そこで注目したのが竹原慎二監修のシェイプスーツ。よく深夜の通販なんかで見かけた奴ですけど、これが強烈なサウナ効果を与えるのです。実際私、8月からウォーキングを始めて5kgの減量に成功したんですが、9月に入ってから発汗量が減るとともに体重も徐々にリバウンドして…困っていた所でこれを買って試してみたんです。他にもサウナスーツは売っていたんですが、安いけど汗が出ないでは話にならない。結構思い切っての購入でした。

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 これが驚くほどの効果があって、あっという間にリバウンドした4kgが落ちたんです。しかし晩飯を食うと翌朝落としたはずの体重が戻っているという悪循環に陥るので夜にウォーキングを始める事にしました。
 夜の夕飯後に8kmのウォーキングを始め、そのうち2km歩いたら5分休憩を5セット入れる、2日歩いたら1日休む、という方式にしたら16日で5kgの減量に成功しました。この原稿を書く直前にもウォーキングしてきましたが、また今日も1kg減っていた、これで寝ると2kgは確実に燃焼しているのだからやめられません。

 これもただがむしゃらに歩けばいいというものではありません。

 ひとつは呼吸法。近年流行の『ヨガ』の最大のキモである腹式呼吸を取り入れながら歩くのが最も効果的で効率的。歩きながら腹を膨らませながら大きく息を吸い込んで腹を凹ませながら大きく息を吐く。歩いている時にこれを意識的に取り込むと効率良く脂肪が燃えます。シェイプスーツは着ているだけで温度は上がるし汗で湿度も上がるので今流行の『ホットヨガ』的な効果も取り込めるんですね。
 ならば、という事で通勤途中の電車で複式呼吸を行うのも有効ですが、どうしても息遣いが大きくなってハアハア言っちゃうので「痴漢?痴漢??」と要らぬ疑いを掛けられることが考えられるので要注意です。
 

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 もうひとつのキモは腕を曲げて大きく振りながら歩くということ。
 これは二の腕のたるみを見る見る取る運動で、これを教えると女性はもれなく食いついてきます。が、シェイプスーツはこちらの想像を超えて汗が出る、出た汗が袖から手に流れてくるのが気持ち悪いから垂れないようにするという事と、夜にウォーキングをしているとひとり帰宅する女性と出くわして「痴漢?痴漢??」と要らぬ警戒をされてしまうのを避けるため。概して「お前を襲うほど落ちぶれちゃいねえよ気持ちワリイなぁ」と突っ込みたくなるほどの自意識過剰な、ドイヒーな女性に限って「痴漢?痴漢??」と警戒しているようですが。難しい時代になったモンです。

 注意しなければいけないのは、靴です。
 ウォーキングだから、とナイキとかアディダスの良い靴を買いたい気持ちは分かりますが、シェイプスーツを着るとアンダーパンツまでビッチョビチョになります。それこそ身体中からオソロシク発汗して、その汗のほとんどは袖と裾から落ちて、靴は雨降った水溜りを選んで歩いたみたいにグズグズになります。当然寿命もオソロシク短いものになるので、私は水濡れ前提で作られた撥水性の良いクロックスのハイドロを愛用しています。
 
 と、ここまで揃えばもう完璧、と思ったら大間違い。焚き火でもカマドでも物を燃やしたら必ずカスが出る。カスを体内に残したままでは体に良くない。という事で排出の事を考えなければなりません。
 ウンコかよ!と軽く考えてはいけません。体内に残ったカスは腸の辺りで蓄積してガンなどの病気の元になりかねないのです。ついでに言えば目に見える脂肪が見る見る落ちるのですから目に見えない内臓脂肪なんかも落ちているんですよ。だからあなたが考えている以上に燃えカスの量は多い。量が多いから病気の確率が高まってしまう。ちょっとゾッとしますね。

 そこで私はライオンのラクトフェリンというダイエット食品を愛飲しています。
 これは薬というより母乳や牛乳に本来入っている栄養素が内臓などを活性化するという代物で、特に社会生活をしていて胃腸を酷使しているオッサンにとってありがたいものです。腸が活性化するから脂肪の燃えカスもスッと外に出てしまう。ただし、燃えカスを捨てているだけに俺がウンコしたあとは、ハンパなく臭いっす。


● 来年の渓流は、軽やかに釣り上がりたい
 
 私は8月から歩き始めて、最初は「歩くこと」そのものに身体を慣れさせて、9月はデータ取りの後必要なものをリストアップ、10月には「有酸素運動」=「脂肪を燃やす」事を主眼に段階を踏んで来ました。しかし普段あまり歩き慣れていない人がイキナリ8km10kmを歩くのは大変危険です。ウォーキングで大切なのは焦らず確実に体重を落としていく事、それに年寄りの徘徊のようにただ歩けばいいってモンじゃない、確実に酸素を取り入れる事を意識する事と確信を持っています。
 だからランニングやジョギングを薦めないのです。走るとどうしても大きく息を吸うことができない、大きく息が吸えないから酸素は身体に取り込めない、燃やすための酸素が入らないから無酸素運動となって筋肉が発達してしまうのです。
 というわけでランニングやジョギングは痩せるために始めたことが結局贅肉を筋肉に変換するだけで重たい身体のままになってしまい、無意味になってしまいます。いくら喰っても太ることができないという渡来人のDNAが強い人が筋肉を付けるならジョギングやランニングのような無酸素運動は効果覿面ですが。
ジョギングは意外と酸素を取り込まない 贅肉を筋肉に変換するには効果覿面
 
結構ヤバイ状態だったのですが、この体型が今後どう変わっているか…乞うご期待♪  渓流が禁漁になって、フライマンはタイイングとタックル選びと時々管理釣場、というスケジュールに入った事と思いますが、その中にウォーキングという項目を是非入れてほしいですね。私の場合段階を踏んで歩き続けてきたので確実に体重を落として8km程度のウォーキングは屁でもなくなってきました。
 このまま順調に体重と体脂肪が落ちていけば来期は今期より軽やかに釣りあがる事が出来るのは確実です。先日なんか買い物に行ったらすれ違う女の子に結構ジーッと見つめられちゃうし…別にオチンチン出して歩いていたわけではない、ただ痩せただけなのに女子校生や女子大生なんかが明らかに〝羨望〟の眼差しで見てくるのは、オッサンには刺激が強すぎるっす。
 今後本当にお姉ちゃんが釣れるかどうかはさておき、「このくらいの腹出てるのは、この年ならしょうがないよね」と我慢できるか、「いや、ここまで腹がせり出すと会社からマークされちゃう」と焦るかは、あなた次第です。

 が、ただ歩くだけで世界が変わるのは、ハッキリ言って快感です。今から来年の渓流が楽しみだぁ…


all photographs are reserved by URARYOUSHI