Column
バーブレスのススメ:
   バーブレスフック普及協会事務局の吉田俊彦氏 作成データ(サイト消滅により転載)

第一回バーブレスフック渓流釣り実験会 in小菅川 結果報告
バーブレスフック普及協会では設立を記念して「第一回バーブレスフック渓流釣り実験会」を山梨県の小菅川にて開催いたしました。 目的はバーブレスフック(アゴなしバリ)の釣りバリとしての機能性を現在一般的に使われているアゴ付きのハリと実際の釣りで比較実験し数値として記録すること、そして両者の有効性、安全性等を考察することにあります。
後援団体として、小菅村漁業協同組合が場所の提供・事前放流等積極的に協力してくださいました。


・開催場所     山梨県北都留郡小菅川
・開催日時     2000年5月28日(日) 午前7時00分集合、8時より実験開始。
・天候        晴れ、風やや強し(風、雨ともに強く大荒れという前日の天気予報を見事に裏切りました)
・参加者人数(釣り方別)  テンカラ 2名 フライ  11名  ルアー  5名  合計18名


・実験方法     実験時間は午前8時より正午までの4時間。バーブレスフック使用者とバーブ有りフック
           使用者を半数ずつ指定し、午前10時で使用ハリを交替した。
・対象魚      イワナ、ヤマメ、ニジマス、ウグイ
・申告件数     バーブレスフックによるもの 51件 バーブ有りフックによるもの 52件    計103件
・魚サイズ     最大個体 30cm  最小個体 13cm 平均サイズ22.5cm


・集計結果    合計平均値ではB有りフックの方がBLフックよりも10.9%バレ易さの値が高かった
           ※「BL」とはバーブレスフックの略、「B有り」とはバーブ有りフックの略


集計結果詳細
BLフックとB有フックのバレ率比較

ルアー フライ テンカラ   合計&平均値
バーブレスフック    釣 獲 数 18尾 13尾 2尾 33尾
 ス レ 数 0尾 1尾 0尾 1尾
 バ レ 数 9尾 6尾 2尾 17尾
 バレ易さ=バレ率      3.3%    30.0%    50.0% 33.3%

バーブ有りフック   釣 獲 数 17尾 8尾 2尾 27尾
 ス レ 数 1尾 1尾 0尾 2尾
 バ レ 数 14尾 6尾 3尾 23尾
 バレ易さ=バレ率 43.0% 40.0% 60.0% 44.2%

*バレ率はバレ易さを数字にしたものです。バレ数を申告数で割って求め、
  パーセント表示としました。数値が大きいほどバレ易いことを示しています。
  アタリだけでハリ掛りしていないもの、また糸切れやオモリの石がみなどによる
  釣獲の失敗も数値に含んでいません。
  バレ率=バレ数÷(釣獲数+スレ数+バレ数)×100  小数点第2位以下四捨五入


その他の集計結果


釣獲成功内訳(スレは含まず)

 テンカラBL  テンカラB有り  ルアーBL  ルアーB有り  フライBL  フライB有り    合 計
イワナ 0尾 0尾 3尾 6尾 2尾 1尾 12尾
ヤマメ 1尾 0尾 1尾 1尾 3尾 0尾 6尾
ニジマス 1尾 2尾 10尾 8尾 7尾 6尾 34尾
ウグイ 0尾 0尾 4尾 2尾 1尾 1尾 8尾
合 計 2尾 2尾 18尾 17尾 13尾 8尾 60尾



釣り上げてからハリを外すまでの所用時間概算平均

テンカラBL   テンカラB有り   ルアーBL   ルアーB有り   フライBL   フライB有り
2.5秒 12.5秒 8.6秒 8.5秒 11秒 12.5秒

・バーブレス平均    7.4秒   ・バーブ有り平均   11.2秒


ハリを外した時の魚の状態

テンカラBL   テンカラB有り   ルアーBL   ルアーB有り   フライBL   フライB有り
100% 100% 100% 88.2% 100% 100%

自力遊泳可能確率  バーブレス平均   100.0%  バーブ有り平均   96.1%
※「自力遊泳可能」とは、釣獲成功の内エラ出血・瀕死・死亡していない状態のことです。


掛かってからバレるまでの平均の秒数

テンカラBL   テンカラB有り   ルアーBL   ルアーB有り   フライBL   フライB有り
5.5秒 5.0秒 7.6秒 8.1秒 14.0秒 26.0秒

バーブレス平均    9秒    バーブ有り平均   13秒


アウトドア&フィッシング ナチュラム

● 第2回バーブレスフック止水実験釣り会 in フィッシング・パル佐野  結果報告

バーブレスフック普及協会では、今年5月に山梨県小菅川で行われた「第1回バーブレスフック渓流釣り実験会」に続き、11月18日(土)、フィッシング・パル佐野(栃木県)にて2回目の実験会を開催いたしました。
今回の実験は管理釣り場フィッシング・パル佐野の後援により、止水(池)での初の試みとなりました。目的は前回と同じく、バーブレスフック(アゴなしバリ)の釣りバリとしての機能性を現在一般的に使われているアゴ付きのハリと実際の釣りで比較実験し数値として記録すること、そして両者の有効性、安全性等を考察することにあります。


止水実験釣り会 結果・集計報告書


・開催場所     栃木県下都賀郡藤岡町 フィッシング・パル佐野
・開催日時     2000年11月18日(土) 午前8時より実験開始、正午まで
・天候        晴れ
・参加者人数(釣り方別)     フライ  14名    ルアー  4名
・合計18名(テンカラの参加者は無し)


・実験方法
    実験時間は午前8時より正午までの4時間。バーブレスフック使用者とバーブ有りフック
    使用者を半数ずつ指定し、午前10時で使用ハリを交替した。
・対象魚      サクラマス(ヤマメ含む)、ニジマス(ヤシオマス含む)、イトウ
・申告件数     バーブレスフックによるもの 155件
           バーブ有りフックによるもの 162件
                   計317件


・釣獲された魚(スレも含む)のサイズ  最大個体 47cm 最小個体 18cm  平均サイズ28.7cm              
・バレ易さ(バレ率)の集計結果
    合計・平均値では、ルアーがバーブレスフックの方がバーブ有りフックよりも23.0%
    バレ易さの値が高かった。またフライでは0.7%バーブレスフックの方がバレ易さが高く、
    ほとんど差が無いという興味深い結果となった。



集計結果詳細

BLフックとB有フックのバレ率比較

  ルアー    フライ   合計&平均値
バーブレスフック 釣 獲 数 18尾 101尾 119尾
ス レ 数 0尾 0尾 0尾
バ レ 数 17尾 19尾 36尾
バレ易さ=バレ率 48.6% 15.8% 23.2%

バーブ有りフック 釣 獲 数 32尾 100尾 132尾
ス レ 数 0尾 1尾 1尾
バ レ 数 11尾 18尾 29尾
バレ易さ=バレ率 25.6% 15.1% 17.9%

*バレ率はバレ易さを数字にしたものです。バレ数を申告数で割って求め、パーセント表示としました。
数値が大きいほどバレ易いことを示しています。アタリだけでハリ掛りしていないもの、また糸切れや
オモリの石がみなどによる釣獲の失敗も数値に含んでいません。

 バレ率=バレ数÷(釣獲数+スレ数+バレ数)×100 小数点第2位以下四捨五入


その他の集計結果


釣獲成功内訳(スレは含まず)

 ルアーBLフック  ルアーB有り  フライBLフック  フライB有り   合 計
サクラマス 2尾 11尾 23尾 24尾 60尾
ニジマス 16尾 21尾 78尾 77尾 192尾
イトウ 0尾 0尾 0尾 0尾 0尾
合 計 18尾 32尾 101尾 101尾 252尾



釣り上げてからハリを外すまでの所用時間概算平均

ルアーBLフック   ルアーB有り   フライBLフック   フライB有り
4.6秒 10.2秒 11.9秒 20.0秒

・バーブレス平均    10.8秒  ・バーブ有り平均   17.7秒


ハリを外した時の魚の状態

ルアーBLフック   ルアーB有り   フライBLフック   フライB有り
100% 96.9% 90.1% 92.0%

自力遊泳可能確率 バーブレス平均 91.6%   バーブ有り平均 93.2%
※「自力遊泳可能」とは、釣獲成功の内エラ出血・瀕死・死亡していない状態のことです。


掛かってからバレるまでの平均の秒数

ルアーBLフック   ルアーB有り   フライBLフック   フライB有り
3.6秒 4.0秒 12.0秒 20.4秒

 ・バーブレス平均    8.1秒 ・バーブ有り平均   14.2秒



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