ウラ漁師 ご挨拶
●URARYOUSHI Custom Shop PRE-OPEN SITE オープン
 どうも、ウラ漁師です。
 2007年はオリジナル・ロッドのリリースに向けて作成を開始したまでは良かったのですが、テーパー・デザインに悪戦苦闘したり指を抉ったり…丸1年・釣行を犠牲にしてようやく最終プロトまでこぎつけました。

●まずはフライ・ロッドから
 まずはバンブー・ロッド4モデル・グラファイト・ロッド2モデルを先行販売します。全てフライ・ロッドですが、現在バスロッドをはじめとしたルアー・ロッドも設計中です。今後の展開にご期待ください。
2007年12月
ウラ漁師 記す
 ウラ漁師 近況
●実釣を考え本質を突き詰めると…漆に辿り着きました
 漆というと高級で高価なもの、とても扱いがシビアなもの、と考えられがちです。確かに輪島塗のような極限まで磨き上げられた芸術品≠ネら高価で当たり前だし製作当初の輝きを維持させようとするのであれば扱いはシビアになります。
 しかし本来漆は最も撥水性に優れ強烈な酸やアルカリに強く、熱にも溶けず、抗菌・除菌・滅菌能力の優れた塗料で素地を確実に保護します。加えて100%漆の樹脂という天然素材で有害物質は一切含まず他のどの塗料より薄く塗りこむことができる大変優れた塗料です。
 実にシビアな環境に晒される釣りの道具に使用するにはまさに理想的な塗料です。極薄でブランクの素材の特質を殺さず場所によっては塩気に晒されてもビクともしない、優れた撥水性で水分を完全にシャットアウトするのでメンテナンスも楽…実はメンテナンス・フリーと言えるほど手軽な皮膜となるのです。天然素材100%なので川や海にダイオキシンを垂れ流すリスクもゼロ…特に環境を考えるゲーム・フィッシャーには大切なファクターですね。
 大変なのは漆を施すメーカーで、大変だから難癖つけて客の目をそらそうとする意図が感じられてならない…だから敢えて実釣向き≠ネ漆塗りを始めたのです。
ウラ漁師 のオモテ稼業
 と言うわけで報道とワイドショーが同義語になってしまったテレビの世界から完全に足を洗って漆塗り≠ノなってしまいました。これから死ぬまで精進の連続となってしまったわけですが、人の不幸を面白おかしく吹聴する魂を売り渡した生活と比べれば心は軽く、最も尊重すべき人間としての尊厳≠もって生きていく事ができるというものです。
 名もない漆塗りという立場から名匠巨匠の『尺1万(約30cmあたり1万円)』という額を取るだけの腕前ではないだけに最高級の漆を使用しても皆さんには比較的安価に販売することができます。これは実に幸いな事で、漆塗りではないものも含めたバンブー・ロッドと比較しても決して高くはない価格で提供しております。さらに和竿や日常使いの漆器を研究し、メンテナンスが極めて楽なフィニッシュを日々考えています。
 現在はバンブー・ブランクをビルダーさんから供給してもらっていますが、ゆくゆくは自社作成のブランクを販売する予定です。
ウラ漁師 名前の由来
初めて行ったFishOn!王禅寺 4投目で出た!61cmのイトウです 王禅寺HPでも紹介されました(^^)v  釣り師にとって漁師とは特別な存在です。何故なら毎日千変万化する自然を相手に漁獲高を確保しなければならず、荒くれる自然に果敢に立ち向かっていく姿に憧れるのです。苛酷な環境で戦ううちに自然に対する鋭い観察眼が培われ、自然に対して尊敬と畏怖の念を忘れない。そんな姿に憧れてウラ漁師≠名乗るようになりました。
 というのは建前で、本当は以前釣り仲間と集まって釣り談義。そこでとある雑誌にMegabassの伊東由樹がスーパー漁師≠ニまつりたてられていました。場内大爆笑、その時私が「あの程度でスーパー漁師なら俺はウラ漁師≠セ」と言ったのが由来です。オモテ稼業はしっかりあるので飽くまでもウラ稼業だという奥ゆかしい気持ちが汲み取れませんか?スーパー≠ニ名乗るよりはいいでしょ、ずうずうしい。
ウラ漁師 目指す釣りとは
キャスティング・スクール撮影時のひとコマ…これが誰でどこかを言わなければ釣り用品のパンフレットみたいでしょ? ●チョイ悪オヤジ≠ネらぬコ洒落たチョイ悪釣り師
 趣味で小物やファッションは徹底的にセレクトして個性を楽しみたいものです。
 ところが日本の釣りにおいてアパレル・ファッションは恐ろしいくらいにダサく貧乏臭いものが多い。ナイロンや科学繊維でできた個性まるでなし・右へ習えの雨合羽≠身にまとって喜んでいる。下手をすると「俺は反主流だから…」と豪語する奴でも右へ習えのジーンズ(オッサンになるとチノパン)にTシャツ+雨合羽ときたもんだ。
 巷ではチョイ悪オヤジ≠ェ話題になっていますが、私の場合コ洒落たチョイ悪釣り師≠楽しんでいます。ただしイタリア製ではなくイギリス製のバーブアを中心にシックで小粋なモノをセレクトしています。趣味で求められるものはゆとり≠ナす…当然服を選ぶゆとりや小物を選ぶゆとりがあると釣りはますます面白くなります。
 ところが日本では「釣りにそんなモノ必要ないよ」というガサツな事を平然と言って憚らない連中があまりにも多すぎます。休みのオヤジは着ているものもメチャメチャで娘から「汚い、キモイ」と卑下されて、「日本の男性のファッション感覚は発展途上」とまで言われていますが…余裕がないんでしょうね。
リリース目的の釣りもある そんな時しっかりリリースできればそれが一番の喜びになります ●デカけりゃ良い∞数釣れれば良い≠ヘ飽きました
ただ単にデカいサカナさえ釣れればそれ良いのか…?
 デカいサカナなど釣る事自体さほど難しい話ではありません。ほぼ毎日乗合船に乗っていればそのうちデカイのが釣れるでしょう。対象魚をサメやオオアナゴにすればメータークラスは間違いナシです。確かにデカイのが釣れれば嬉しいことに違いはありませんがただデカイのが釣れただけでは満足がいかなくなります。例えば同じキロフィッシュのバスを釣ったとしてもアタリにも気づかなければやり取りもメチャクチャでランディングの際お日様で程よく焼けたアスファルトにブチ上げる…これでは単にたまたまデカイが釣れただけ≠ナすよね。すべからくデカいサカナは運否天賦、交通事故と一緒で回数をこなしていれば遭遇するものなのです。
 私が目指すのはうまい釣り≠ナあり、うまい人はすべからく良い釣り≠しています。釣り開始から納竿まで流れるようにうまい釣りができればそれが良い釣りなのです。言ってみれば単なるスタイルでしかないのですが、狙ったサカナを獲る・必ずサカナを釣るのは私が最も目指すスタイルなのです。