須崎港

須崎港

Suzaki bay

Suzaki bay

南伊豆・最後の砦?

 伊豆半島といえば首都圏から最も近い本格的な地磯を持つエリアです。私が子供の頃はそれこそ神奈川県内・真鶴や湯河原あたりの地磯でも充分釣りになったようですが「釣れなくなった」という理由で東伊豆に、東伊豆が「釣れなくなった」という理由で中伊豆に、中伊豆が「釣れなくなった」という理由でとうとうここまで来てしまいました。
「釣れなくなった」とはズバリ魚影が薄くなったという意味で、原因は明らかに釣り客が増えたという事です。それこそ雑誌などで紹介されるとその記事が紹介された月からあっという間に人で溢れてしまいとてもではないが釣りにならない、ということを嫌というほど経験してきました。
 原因はコマセの影響や釣って持って帰ってしまうからということも考えられますが、何といっても釣り人などが捨てていくゴミにあります。コンビニ弁当の容器やペットボトルから釣り針・ハリス、果てには折れた竿まで捨てていくアンポンタンのおかげであれだけ釣れた<|イントが見事に荒野と化すのです。
 実はここも教えたくない場所のひとつなんですが、昔から結構知られた場所であるにもかかわらず場荒れはしていない…どうやらここまで来る人は相当のツワモノらしく、中途半端に釣りをするアンポンタンはここまで来る根性はないようです。

●須崎港
 須崎と言えば天皇陛下がご静養なさる須崎御用邸≠ェあるところですね。実はこの須崎港はその御用邸の真下にあるので、世が世ならゴミを捨てようものなら「非国民」呼ばわりされた挙句村八分の刑です(もっともそんな世にここで釣り自体させてもらえるかどうか甚だ怪しいですが)。目の前ははるかに広がる太平洋で黒潮がかなり岸近くまで接岸します。
 そんな関係でここでの釣りモノは青物かと思いきや、一番薦めたいのは春のメジナと秋のクロダイです。もちろん青物もかなり面白くナブラを見つけたらルアーで直撃・超早引きで巻いてくればガツン!ですが、それは黒潮の接岸次第なので季節限定です。春のメジナは(もちろん周年狙えますが)恵比須島が良く、島内には遊歩道もあり磯場へのアクセスはかなり楽です。ひとヒロほどの浮子下で狙えば充分。秋のクロダイは構内の小さな流れ込みを見つけたらそこがポイント。底スレスレに浮子下を取れば釣果は約束されたようなものです。グレもチヌも20cmそこそこがメインですが、時に2kgクラスが突然掛かるので最後まで気は抜けない。外側を囲む堤防ではメジナ・ブダイ・アジ・サバ・ムツ・イサキ・メバル・カサゴ・ウミタナゴなどが釣れる。
 ここでの釣りモノでもうひとつ、サラシが良く立つ荒れた日はまたとないヒラスズキのチャンス。恵比須島の磯周りのサラシをフローティング・ミノーやトップウォーターで探って行くと水面を割って食いついてきます。場所が磯場で足場が高いので少なくとも10ft以上のシーバスロッドに4000番以上のスピニングリールは不可欠です。ダブルライン+ショックリーダーは基本です。
 恵比寿島で釣るときは、アクセスが楽とはいえ本格的な外海の地磯なので、スバイクシューズにライフジャケットは必携です。かっこつけて基本を疎かにするのは構いませんが、落ちても誰も助ける事はできません。

 
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